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2013/07/27

オケなオフ日和(130727Lスコオケ演奏会編)

ル スコアール管弦楽団(Le Square Orchestra)さんで,演奏会。
朝からみょうな渋滞。。。
巷の学生夏休み突入の最初の週末のためかなぁ。
7時過ぎには出発も,渋滞時はいつも詰まる調布I.C.先の坂を先頭に渋滞なつまりがどんどん伸びてきていた。ここの道路構造を変えて欲しいが,三鷹の料金所のカーブも鬼門なので,なんともならないだろう。。。

ということで,9時到着が遅れると覚悟したが,なんとかくぐり抜けて,8:45頃には,会場到着。狭い方の歩道に出っ張り気味なスペースにクルマを突っ込む。ひとまず時間内で安心。
程なくセットアップ完了。弾きくせもイロイロだが,こんな場面の流儀もいろいろ。
あんまり手伝ったこと無いひとほど,いろんな事言うものである。
ステリハ,準備万端。
課題は,体力温存か。。。

ちょーっと,狭かったかな。。楽器も寄られて,譜面台ポジションも1/3しか,,,楽譜はマイB4化楽譜なのでチラ見できれば十分弾けるのでOKだったかが,楽器接近は,最後の最後で雑音の原因になってしまった。。。トホホォ。。;;
今回は,長丁場,ヘビープログラムを夏になので,血糖値を上げないで,体温上昇制御な準備で,,ステリハ終了後は水摂取しながら,体もクールダウンでぼ〜んやり。

Nielsen, Carl August (1865 - 1931) : Maskarade Overture
Beethoven, Ludwig van (1770 - 1827) : Symphony No.7  in A major, Op. 92
Stravinsky, Igor Fyodorovich (1882 - 1971) : Pétrouchka (1947)
マエストロ,田部井 剛

音楽:Lスコオケさんvs田部井先生の演奏は,おいら的に春祭の演奏に続いてである。何が縁か,Stravinskyな三大バレエ曲つながりとなる。本番のなかでも,マエストロの微分的音楽密度が高い時間のつながりがみえた気がする。きっと年齢を重ねると,あれが優雅の元になるのではないだろうか。今は,筋肉質な時間の流れがみえるといっていいだろう
。図形的な好みでは無いが,精神的かつ扇動的情熱としては好きであるし,勉強になる。

今回の2週前にZオケの演奏をこの会場で観た。雑音が気になったが,今回はマイ雑音が,,,,。やはり,自信にかえってくるモノである。今回は,弓運動や瞬発弓運動を駆使する曲。またPizとArcの持ち替えも,曲柄激しい。思わず楽器を叩いてしまう場面が1回。肝心の肝心は,最後の最後ペトの終結Piz音。 なんとサイドバイの楽器位置の狭さがアダに。自信も盛り上がって音楽的フォロスルーに入ったら,「コツン」。。録音が楽しみである。。。また,最初の弱音器をつける場面,,曲開始前に着けておくのを忘れる。。。一生懸命つけたが間に合わず。。。ビデオ画像がたのしみだぁ。。。。まぁ,いずれも,やはりペトの一場面。さらに!,マエストロの指揮っぷりと楽しみながら観て奏法に転写していたら,マエストロから客席方向に何かが飛んだ!!あっ〜っと見つめる,,,と音楽以外の事を考えている内に,3発続くPizの2発目を,完全に落とす。。。今回のマエストロの図形の楽しみであったので,視野に入れる以外に,暗譜弾きでしっかり観させてもらった。ある意味観すぎのあだかなぁ,,,。

オケ配置は,前半バイオリンの対向配置,後半は通常な配置。この拘りは,マエストロ指示ではなく,オケな意志のようであった。この効果はどうかなと思いつつ,2ndVnが何をやてるかなぁ〜というのを側で聞けたのは良かったと思う。それ以上は,イマイチどうだったか。いつもはそばに居ないCb的な威厳は示せたであろうか。

仮面舞踏会:Masqueradeは,今回のNielsenの曲と別に,マイオケでKhachaturianの作品を演奏する。メロティ的には,Khachaturianの方が好きである。しかし,今回のNielsenは,弦楽器に容赦なく,Cbも漏らすこと無くきざ意味に打ちのめされる。親指ポジション省エネと,ぬ〜と4−>4,1−>1,2=>2な移動を駆使するのがキモである。ということで,技法的には,ベト7以上に左腕ポジション移動を酷使される。 練習ほどさすがに本番は挑めなかったが,安全運転方向でもそれなりにできたであろうか。練習曲にも良い譜面だった。

それにしても,ベト7中プロでペース配分してというのは,不可能である。音楽的に全力投球しないと,Beethovenは弾けないのだ。渾身の音楽集中でやっと土俵に登れるのが,Beethovenである。この演奏も然りである。TOPのK氏も渾身,終わってくたくたであった。 ところで,TOPさまは良く聴いていてくれる,,音ズレ,音程ズレなど,おいらも苛立つ方だが,きりっと後ろに睨みを効かしてくれるので,マイイラッは,少し収まり我慢できた。睨まれてる張本人は我関せずかもしれないが,,。細かい事ではあるが,音楽的な拘りがあってこそいつもと違う到達を味わえるモノである。我関せずや,いろいろ言われるのは嫌だ,自由に弾かせてなどなどブ〜垂れる輩は,すき勝手にも文句をいい結局すき勝手に我流弾きしがちだが,やはり一目置くべきである。今回は,内心はどうあれ案外みなTOPさまにまとまれたのではないだろうか。そんなCb音やまとまりな音が感じられた。さて,外からはどうみえたか,きこえたか。いずれにしても,丁度1年前の経験不足と我流解釈で崩れたベト7の補正はできて良かった。良いモノは潜在意識に定着するが,わるいモノは随意意識にこびりついてトーラマになりがち。これを払拭するには,音楽ではよい演奏で塗り替えるが一番である。

Pétrouchka(1947)は,楽しめつつ,いろんな音楽的エッジも楽しめた。これも,TOPさま頼りな部分がたくさんあったが(それでも合わない部分あるんだよなぁ〜,あわせろよ^;),おおむねぴしっといったようだ。前左右なザッツは,それぞれ癖があったが,サッツがある事自体OKで,あとは読み解きは努力である。Cbの最高の感覚は,みなが同じ「感じ方」,そんなザッツの作り方ができきる時で,その時は数段先のCb音楽的なブレイクスルーがあるものだ。そのためには,複数な合わせ感覚と時間が必要である。今回は,足りないモノを補うだけのTOP作業をして頂いたと思う。ありがたや・・・。_・_・_

兎にも角にもPétrouchkaの熱いラッパは,素晴らしかった。中間後半のドソロ部分は,練習では目立ったトチリは一度も聞いていなかったが,さすがに本番はちょろっと事故音が,,でも音楽的な攻めは,やはり本番が最高で,トチリも無く完璧だと,日本プロオケの上いってしまうのでそれでよかったのでは。

他にFgの,効果音的きざみ,どこかで聞いたよなとおもっていたら,TV「ヒーローズ」の最後のリズム,,そうかペトからぱくっていたんだなと。こういった細かいところが素晴らしかった。練習時は,マエストロから「これではダメなんでは,,焦ってます」が晴らされて,弦楽器群は極めて高い水準へ遷移していた。あんなアルペジオみたいなのは,おいらは弾く気にならないが。(つうかCbは弾けない)弦楽器の各Solo,Soliも素晴らしいかった。 そのた欲をいうと,ピアノは,コンチェルト風にオケ真ん中っていうのを体感したかった。最近のRattle//BPhでやっていた。 そうそう,管楽器ではあとTubeのペトそろ。すばらしかった。他も枚挙いとまもなく褒めなければいけないが。。。タンバリンの,パタン♪も,グッド。

と,暑いプログラムであった。というか暑すぎ。空調も控えめなので,楽譜飛ぼうが,ステージはビュンビュンにして欲しかった(ホントに楽譜飛んでは困るが)♪まぁ,しかし,大汗に見合うプログラムであったことは間違いない。他の演奏者の素晴らしい吹きっぷり,弾きっぷりも大いに参考になり,新たになにかがインスパイアされた。Cb内では少し温度差があったかもしれないが,パートとしては,マイ演奏ここ近年に内高いレベル。ひとえに,TOPさまのイニシアティブの賜と感謝・感激。_。_。_

☆聴衆に,Cb最アウトサイドのお知り合いだろうか。
 ニコニコと楽しそうに聴いてくれていた。Lスコさんは毎回1000人を超えるお客さん。みなさん楽しんで下さるのが,演奏側としてもハッピーで,やり甲斐だ。


次回以降の再参加も考えてみねば。。。
(ただ,曲がさっぱり分からない。。。:;)

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