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2012/11/24

オケなオフ日和(121124モニオケ演奏会編)

相も変わらずの渋滞,,の調布付近
何とかならんもんかね。。。表示よりも早く通り過ぎたが。。
(3連休高速状況シリーズ2)

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ちょっと大回りで,板橋経由で葛飾へ

夕日を横目に,荒川沿いを走行

予定時間にジャストインしたが,,,呼び出されて,待ち合わせた方が居らずトボトボ。

全く気づかない,,地震があった模様。 丁度地下駐車場に居た時間?!
楽器担いで上がってきた舞台袖で,言われて気づく。。。。



マズカイヨリハジメヨ,ということで「楽器の向き」からフォームははじまる。

マエストロ,金山先生,冷静な図形を出しています。

Mahler, Gustav (1860 - 1911) :  Symphony No. 7 in E minor ("Song of the Night") 

音楽:ホール音出しをしてみて,やっとマラ7だとの実感である。編成も,はじめて全勢ぞろいである。ほんとにデッカイ構成だぁ。 サウンド的にも,ステリハでコレコレ,という感触,,可能なら,このまま練習として通したいくらいである。今回は,周りを楽しんで聴きながら引く余裕はなしなのだが,演奏すればするほどオケな仕組みが毎回分かってくるのが今回の楽しみである。リズムと,メロディと,ハーモニーが絶妙にバランスよく全てマーラー新音といった曲で,これは演奏しないと分からぬ,,,この1ヶ月でこれまで最も全通しで聴いた観たマーラー曲となってしまった。脳裏に焼け付きすぎかもだが,そうしないとカラダが動かない。まさしくマーラーの身体化である,,,到底プロレベルは垣間見られないが,,(その気になるにも,まだ足りない)。

マラ7は分裂的と評されるが,分かってくるとこれは乖離性でもなく,明らかに多動的な内容構成を整理した状態だ,,しかし,断片が多すぎて簡単に処理できない(それが分裂なんて簡単にかたづけられてしまう由縁かも,,つまり理解不足?!),,,それぞれの音構成の塊は,ホントに良くできている。やっていて理解できて,やっと楽しめる。 機械的な構造ではない楽しみである。ある意味,ブルックナーのような緻密な構造体的な高い密度の音配置とはちがう,動的な可変構造かもしれない。言葉にすると,ますます説明不足になるなぁ〜^;。やめておこう。

ステリハは,あっという間であとは本番の楽しみといったところだ。
マエストロ・金山先生の図形も,余計に煽らずしかし合奏に必要な音楽的速度をしっかりくれるので,久しぶりに図形と呼吸できる音楽を観た。しかし,なにせこちらにも十分な余裕も無く,CbTOPさまとマエストロ図形に合わせるのがやっと的な部分の方が多かったかも。それでも,必然的時間を久々に本番でも味わえて良かった。悲惨な合わせるだけ的なサーカス的合奏とは明らかに違うので,モニオケのマラーとしても新しいページめくった感があるんじゃぁなかろうか。図形を読み取るのが課題として見えてくる,とても高い次元に移行した?,できたかも。 いずれにしてもそういったレベルの図形を出して下さるっていうありがたいマエストロレベルあっての事だろう。前回参加したブルックナー8番といい,おいら的には無理ない正しい図形を頂けて楽しい。

各パート群の結束もずいぶん違ってきたかも。
まずは,木管群は,前日の感じから一気に本番モードになった模様。アマチュアではなかなか観られない(日本のプロオケでも)音楽の流れの中で,競技し合うような吹きっぷりがあったよう。これは外形的にもClのTさんが一人でやっているのはこれまでも見かけたが,周りにも波及した様子,,というかちゃんと共鳴するプレイヤーが,今回は集まったのかも(個人的にはChinese dressの決まり具合も気になった・気に入ったが)。すばらしぃ,,,BPhiなどを見ていると,木管群の外形的な動きは意外にすさまじい。 これがさらに弦との絡みで音楽的にもつれ合うようになると,さらにすごいことになるはず。今回のマラ7でもVc対Obなラインが書かれている。さらっと聴くと,ブラジリアンなサウンドのようにになるのだが,ここは練習でもせめぎ合いをマエストロも促していた。本番ではこれがしっかりできたりして,,なかなかの聴き所だった,,,他の多くは今後の課題でもある。

金管楽器群も,全開であった模様。。。というのは,マイCbで手一杯で,弾きながらじっくり聴けなかった。ラッパやHrnのソロはもちろん良かったが,マラ7は,対向的・並行的に出てくる構造のラッパやらHrnの方がおいらは好きである,,これをじっくり聴きながらCb弾けるようになりたかったが,,何となく聴けていたのだが,楽しんでノリノリになれるほどまで余裕がなかったということ。。。打楽器群も,本番仕様でバッチしとマラ7音をタタキ出してきていた。鉄板音や様々な仕掛け音も本気モードでずいぶん変わるモノである。プロ顔負け。 特に鉄板は,あんなに変わるとは,,,といった感想を持ちつつ,おいらはCb音をやっとこさ弾き出していた。

弦楽器については,ソロは,それぞれとても良かった。印象に残ったのは,やはり4楽章の冒頭かな〜。その他,弦楽器にちりばめられたソロ(もちろんCbも4箇所もあるのだが,グゥ〜であった)は,おいらの勝ってイメージ通りで良かった。

とにかく,各所本番仕様で,7回の練習(モニにしてはたっぷり)で(この集中だがら良いのだろうが,,にしても弦は全員が7回出ているわけではない割合が多いから,実質4〜5かもしれない)ここまで達するのだが,練習では上手くつながらなかったテンポ変化などがステージでは期待したようにスムーズになる変化など,結構一流な合わせ技を示していたところが,モニオケ変化であった気がする。

肝心のCb内の連携は,野良メンバーとしてはよい方向にいっているのかも。たしかにハカイダも含まれているのだが,不思議と響いてこない・・・楽器調整してますますバカ鳴りするはずだ,との噂だったのだが・・・側の人々は迷惑だと思うのだが,,・・・オケのパート内で一人弾き・・・,,サイドの防波堤が効いたのかも,,,。 CbTOPさまにも音楽的な奏法に慣れてきて,トリッキーなフォームを除いて(最近無くなってきた気もする)音楽時間を読み取れるよう,おいらはできるようになってきた。こうなると,けっこうパート内アンサンブルとして少なくともおいらは楽しいのである。一方,プルト内サイド同士でみると,おいらの所では,ちょいとまだ楽しめるレベルにあらずで,やっぱり残念,,いろいろ技量差や音楽的アプローチの差があるのは当たり前なのだが。。。 音楽的にせめぎ合ってくると,譜めくりタイミング,息合わせ,二人の歌い込みなどなど,,細かいところがいろいろあるモノ,,しこを合わせるには,野良的なエゴよりも音楽的な謙虚さが相当必要になる。 しかし,まぁこれが合いだすと,とてつもないことになるし,,,まぁ,それは,そう簡単ではない。

そう,図形とテンポについては,おいらはたっぷりさ加減がよかったとおもう。もっと,たっぷりでも,管楽器など息切れせずいけたはずだ。合奏のために,割った図形も駆使されていたが,本当は割らずにできればもっと流れが上手くいった部分もあるかも,,特に3楽章。反対に2楽章などは,リズムをしめるための図形や指示があれば,さらに上質になれる可能性あったと思った。

また思い出す〜〜




相変わらず,素早い撤収,,やればできるのである,5分もあれば。
スタスタその間を退散する令嬢も印象的。







カレーの香辛料で,音楽脳野をクールダウンしつつ,久々のマイ・大作曲を反省してみる。いや〜,イイ音がでました。。。 スミマセン。<(_ _)>

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