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2011/08/27

オケなオフ日和(J演奏会編)

Jオケさんで演奏会, 
Beethoven, Symp. No. 5 
Mahler, Symp. No. 6 

ミューザの急きょの代替えで,OLYMPUS HALLビル 
やたらとセキュリティーが厳しいくて,磁気カードなしに入れずドア禁止,,,団には5枚しかなかったらしいので,ほとんど缶詰パスワード。。。 (スタッフだけが9時集合とああ勘違い(-_-);,,,11:30からのステリハに間に合えばと1時間前の会場入りと思ったら,全然ちがって,Cbパートさまに大迷惑,,反省_._._)

マラ6の演奏のため大人数で,オケピットを引き揚げての舞台設定。 

舞台上超狭い。。。泣き顔・・・余計な配置でCbエリアが犠牲にと思う(CbエリアよりVTRエリアが重視しされているなぁ・・・音楽に比例かながく~(落胆した顔))。おらの所からは指揮者全く見えず。Cbは総勢,9本,!!あと1本・・・何が打。。。そうそう,Alteオケのお世話になっている,Y谷さんがいらしてくれていた。最後尾からブン〜んってよろしくですよ。


そのわりにというか,舞台裏超広い。。。なんだかやっぱ何でも出来る市民会館設計だぁ。。。オケピット引き揚げているので,舞台からの音響はダメダメで,アンサンブルはほとんど難しい状態。客席はいかに。 

   
お客さんは,7,8割り入っていたのかな。(・・||||rパチパチパチ

音楽:とにかくプログラム量として,撃沈。とにかく体力が,,,節電だかなんだか,空調は絞っているし,温度さげなくとも空気回して欲しかった。とにかく,マラ6の音楽量=音符量は参ります,まさしく休み間もなし。そのくせたっぷりには必ずしも弾き切れていないので,音楽的欲求は低下。それでもよくぞ,みなさん弾ききったモノです。16時開演で会場を出られたのが20時位・・・普通より1時間は多いかなぁ・・・。汗もぐだぐだで一息つく日間もなし。

Jオケさんでは打楽器パートを持たず,今回もプロフェッショナル部隊な打楽器さんたちがGP練プラス1回から参加。この課題点は,音量的バランスと音楽的集中力・・・集合力,せっかくポイントに「打」が入っても,日ごろの慣れがないせいか,一斉に集まるというMahlerエネルギーが生まれにくい。打楽器のみなさんは,よくもサラッと合わせられるモノだと,これについては素直に感心と頭が下がりました。ただ,やはり会場でのサウンド調整には相当気を遣われていたもよう。そもそも,Mahlerに適している場所を探すのは,一朝一夕では,,今回はミューザ川崎の急遽の替わりで致し方ない。。。もう少し人的手当でフォローしてあげててもよかったのだろう(ちゃんと客席で聞いてくれるきっちりトレーナークラスなコンダクターアシスタント)。

ベト5は「あともう少し,残念!」が沢山だったけれど,,,3楽章トリオは,とても残念ね。。。ダイナミクス忘れるとこうなるのかというベタベタ実感。ダメさのよい学習になりました・・・修正のしよう無し。4楽章ラッパはあっぱれでした,,最近で聞いた最もきらびやかな音色。 あぁ,4楽章までの序奏となる3楽章の最後は,全くダメダメでした。練習の時からですが,ああいうところを克服できれば別のステージに遷移できるオケなのだろうと,率直に。そうそう,ベトベ頭出だし,まさしく演奏会出だしてお子様の奇声。指揮者先生の機転で笑えましたが,,残念でした。結局ティンパニも相当やりにくかったのだと。時(古典の壁?!)を劈くような「打」で,オケを締め直すとまではいかず。やはり,同じ釜の飯を喰らってこその合奏だなぁ。昨年のLスコのティンパニのすごさを思いかえす(Tim協奏曲にしてしまう迫力)。
Cbでは弓の速度と分量がとても気になりました。とにかくベトベン,音が出た後の時間,これが大切,,長さとか,音の保持よりも,それを感じる時間・・・間ってことかな。良質な音楽は,スポーツでよくいう「止まって見えた」に比喩できるように,一瞬とまって無限の淵が「きこえる」=感じる,とおもうのだが。特にトリオのところがそれにあたる。。。次回ベト3に活かしたい。いずれにしても,やはり古典に全ての課題が縮図になるものだ。そのへんが改めてよく理解できた。

マラ6は,とにかく長丁場(実質90分だったのだよなぁ,,,ああぁ長い,お客さんもよく聴かれていました<(_ _)>)。音楽の流れは覚えているのだが,,,演奏弾きと必ずしもマッチせず。やはり鬼門は無理な弓かもしれなし。重要だって事,弓順。非常にマイナーな(音を出すことに偏重,,Cb弓としては全く研究されていないかも)順だと気遣って,いろんなムダアクションでクシュンとなってしまう・・・弓順が狂うと弾きそのものがけっこうメタメタになりがち。まだまだ修行が足りず。
あとはやはり,会場でのバランスが決定打かも,,あの人数収容なのでオケピットを引き揚げてのステージ,,反響板効果はゼロに近く,むしろ会場から帰ってくる音待ち・・・それできこえるのは金管の金ぴかな音のみ。アマチュアにとっては,内部ブレンドが出来ないと「不安」か,「どうでも良い・音楽思考停止」しかないかも。ベトベの後ろVcのあの弾き方がまさにそれかもしれない。アンサンブル心ゼロになるのは,信頼せれないのと同じだが。プロ打楽器隊のみなさんともっとアンサンブルしたかったが,やはり会場の問題だろうか,パートとしてはずば抜けてすばらしいのに,合わせられなかったのはもどかしかった。それにあれだけ打楽器種があったのに,音があまりきこえない・・・聴く習慣が練習時から身についていないのが残念。

Cb本番は,専門家くんたちのステリハでみせた超早弾き出だし,上手くまとめてくれたの良かった。初めからやればいいのに,合わせることがアンサンブル(間違っていても),パートを包まずしてオケを包めず。いずれしにしてもマラ6は,道険し。次回の弾き直しにちょっと期待。できればたっぷり,楽譜通りのダイナミクスで弾きたいのだが。もっとも渇望することは,Cbとしてのローカルな合奏が楽しく思えること。ひと仕事,とりあえず弾いたよりも,音楽を攻められた感,,いつもそんな場で弾いてきた(これた)ので,今回はその不満足でお腹が一杯。原因は,あれこれかな(ちゃんと数える,強拍感じる,弓を強迫的・音楽的に,響きのフォーカス合わせる,音程=共鳴,ズコン=スコン=バン!弾きではなく,ズ〜ン弾き,バックフォーム=アーフタクト,弾ききり=フロー,,,)。。。

今回はマラ6合奏な長丁場を大研究,兎にも角にも,よくぞ通した「やった」「弾いた」ということだろうか。音楽の質を求めると少し高い稽古だったのかなぁ,でも曲をとにかく頭に入れてみて,弾いてみるという時間としては,十二分になったかも。こんな大曲を半年ぐらいでじっくりやるのもよいのかもしれない。Jオケさんに(・・||||rパンパンッ。 一方で課題も丸見えなので,第九のように,ハイテンポでは技術の壁で次の全く新しいアイディアを必要とするとは違って,自分には今後の糧に。とほとんどが自戒を込めての反省文のようになってしまう。

オケのよいとこ,
まずは,演奏会・演奏を楽しんじゃうというところに徹しているところだろうか。結果的にこんな大曲もやってしまうのはすばらしい。(ここまでできているのだから「もっと」と欲を出してしまうが,,,。)あとは,演奏・合奏の楽しさ,共鳴すること,図形と合うことの楽しさが静に漂っているので,もっとそれが前向きになればなぁ〜。でもそれがある故に,毎回の練習にそれ相応のみなさんが集まっているのだろう。トラさんを入れない精神は天晴れ!。
あと,マラ6今回の2楽章メロディで,全体があそこまで堂々とできるのは底上げのたまものだろうか。(是非その先,音楽的情念へのステップを期待したい)木管群などは,整然としていて,よく曲を覚え込んで来ていたんだなぁ〜と,Flなどはその努力がよく現れていのだかな。ダブルリード群は,下から上までかっちりして,Clは持ち替えなど何のそので良い音を出していた。金管群は,感動したのはベト5ラッパ,マラ6では全体に均一で上質な音で会場を圧倒していたのでは。よくリズムでCb側から聞いて引っかかるオケありがちだけど,それは全く感じなかったので,すばらしいと思う。打楽器はプロなで,出来て当たり前ということで^b。そうだ,時間な長丁場としてはおいら的には蛇足だったアンコール(もうへとへと,集中力無し)では,St.Vln-Vcのソロがすばらしかった。つやのある太っぽいVc音を久々に聴いた。

図形:おら的には練習の方がよかった。趣向として演奏会を盛り上げるという方向だと思うので,客席からは||/的な図形の方がアクションが大きくなるので分かりやすく,楽しめたかも。3/8,2/4,4/8のような時空の押し広げを表現したかったであろうスコアからは,数学的に微分すれば全部1よりも強拍と波の頂点,そしてフローでもってもっと図形と合奏したいのがいつもの我欲的な思い。でも練習の時の典型的図形の提示に対するオケ合奏が今ひとつだったのだけど,いい図形がちゃんとあったので,おいらはよい再確認・学習。ステリハ,本番では専門家くんが(図形通りに)先弾きしたように,図形がどんどん引っ張る,つまりオケが遅れてる格好だったが(それはそれで,意図をくまなきゃぁね,早く弾けばいいわけない),最後まで本当のテンポ・フローを見極められなかったのは残念。まぁ,半分しか見えなかったのだけど。。。


次回のための(._.)φ:
チャイコのように報われない・センチな超fダイナミクスとことなり,Mahlerはかなり計算されているのでパートとしてしっかり音出せる奏法が必要。pのstaccatoなどの細かい奏法はちゃんと音出てないと意味無し。強拍の弓。とても総合奏力が要求される縦線,,あわせられれば超共鳴パワ〜,ずれると何が何だか分からなくなる。削がれる(殺がれる)ものが多すぎるとやはり,音楽的な集中力維持は,これくらいの巨大曲なると難しい。演奏は,マッチョであるべきか,骨太であるべきかな。骨太でマッチョなのは,ベルリンフィルかぁ。マッチョじゃ無くても,骨太でかつ随を感じれるってLSOかな。このみはいろいろ。

番外:
オリンパスホールは大編成演奏会にはどうなのか。今回はしかたないし,今後の参考に。地元の新大ホールに期待したのだが,,客席施設は◎,でも音楽施設は市民会館。一番気になったのは,ステージ袖に設置されたスピーカーから,常に電子音が「サ〜」っと。舞台人も未熟で無頓着なのかな。まぁ,蚊の音きこえないと,気にならないかなぁ。。。
 反響板の効果がとても低いような気がした。
舞台袖などムダに広いし。


下手側,今回はバンダでカウベル


オケピットを実際におけが使うのは初めてなのか,床は新品に近い状態。
今回は何かの都合でCbはベタ置きだったので新品床にタングステンエンドピン突き刺しまくりで。
しかし,なんか床との共鳴が少なくて残念。
パイン合材だろうか,それも柔らかい系な気がした。もう少し年期がはいって木が堅くならないとだめかな。
この型の譜面台の足がコンパクトで,コントラバスのように全開にポールを伸ばすと不安定になる。
案の定,となりのCelloの上に倒してしまっていた。。。。あらら。
さっそく,三方足の位置取りでアドバイス。本番で倒れなくてよかった。。

楽屋廊下壁,2011.03.11で被災? 壁紙が確かにずれていた。
今日の蝶ネクタイはなんか満足いなくて,出来合いのフックでとめる蝶ネクタイもどきにしておいた,,,トホホ結び方,もう一回練習しよっと,,,
そうそう,疲れにはやっぱりカレーだわぁ
これでシャワー浴びれば復活間違いなし。。。

思い出したら,また(._.) φ メモメモする。
音の量が多すぎて,記憶相に蒸着して定着するのに時間がかかっている。。。

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