pomo_qumo_webpage

2012/03/17

オケなオフ日和 (2012_03_mm21演奏会編)

mm21演奏会でした@みなとみらいホール
昨年は丁度この時期,Zオケをここで聴いたようなぁ。

ちょっと寒い雨でしたが,,室内はむしろ蒸し蒸し。。。熱気?!
まずは,練習。。。

そして,ステリハ,本番へ。



Johann Strauss II (1825-1899): „Freuet euch des Lebens (Enjoy Life)“, Waltz, op. 340 
Mahler, Gustav (1860-1911) : Symphony No. 9 

音楽:あいにくの雨模様か。。八王子を集合の2時間前にでたのだけれども,やはり16号つまり気味。。横浜はもろに雨,,,今回は外に駐めることになっていたので,いったん入口前に停車して楽器を降ろす。雨に濡れないように,すたこらさっさ。車を目的の駐車場に移動,,,なんと満車表示・・・・。一周してきたら,「空」!。ということで,ほとんどジュストインで本番日のリハーサル室練習に到着。

課題は山積みであるが,どこまで,Mahlerっぽくできるだろうか。少し楽しみであった・・・もちろんちょいごまかさないと弾ききれない部分の試しでもある。最後の合わせ練習一番変わったことは,何と図形で,あらぁほとんど克服してきてる。「くずし」をモットーにしていたのかもしれないけど,お地蔵さんのように振るというたとえでオケのためにしかたないとしたとしても,その方がずっとMahlerなオーケストラ音出ていると思う。本当は,ここからがテースト作りだ。しかし,この図形的安心が,本番での前列総落ちにつながったかも・・・関係無いだろうか^?。。。

いずれにしても,管楽器,特にブラスの昇り調子に目を見張るモノが。。。一方で,弦楽器なパート単体や複合パートでのユニゾン弾きがやはり不安定。安心して図形観て弾くって事じゃないのが原因だと思うけども,もうちょっと合わせようと思えば合わせられるはずだと思うが。Vlnが対向配置になっているので,Cbからのその乱れがよく分かる。かく言う,Cbの乱れも多々あるのだが^; とわいいつつも,Cbの強拍提供,sfアタックは,打楽器群の骨(揺るぎない箱)提供と似た,Mahler骨格作りには助けになるので,しっかりポイント弾きできて良かった。図形の補完(これが棒と演奏の呼吸であって,醍醐味なんだけど)にもなったはずと自画自賛したいのだが,さていかに。

Cbとしては,はやり決定的な音程合わせが,Mahlerのキモだと,あらためて確認。共鳴させて,かつffボリュームを出すのがむずかし,,BPhのようには,いかないなぁ。

ステリハでは,音響の再調整といレベルよりも,貪欲にMahler演奏の回数を稼ぐ風な流れだったか。音響を調整するなど,Mahlerではアマチュア的じゃない・・・というか出来ない。図形は,よりしまった感じ。しかし,やはり2’は走ってしまう原因を作っていたと思う。あらためて,アーフタクト図形の重要性を確認した。演奏側だけのバウンド感だけでは,時間を作ることはできないのだ。

No. 9の2’の出来が全体,Mahler的なスイング,速度感のバロメーターだ。今回はこの域へのトライアルは難しかったかもしれない。課題は,テンポ維持と弦楽器の弦振動時間を効果的に使えるか!というところ。Mahlerはその原理をNo. 9で究極に分かっていたのだろうと思う。たっぷりテンポの意味は,鳴る時間だろ思うが。結論から言えば,残念ながらそれがコントロールできていなかった。「ゆっくりやりたい」では達成できない音楽流れ。いつか達成できる演奏するオケで楽しみたいのだが。しかし,Mahlerの仕組みを演奏出来るオケであったことは間違いないので,相当に楽しんでしまった。いつもなオケではできない,よかった部分が沢山あったのだ。

例えば,Hrはまず今回の金管楽器演奏の王様だったかも。練習の時からであるが,艶のある良い音と,パワーを持っていた。ちゃんと出る!だけでなく音楽的なコントロールができるということがすばらしい。カーテンコールの姿でも良い奏者を醸し出していた。発見は,コントラファゴット!,あんなにMahlerが使っているとはつゆしらず,すばらしいソロを練習の時から堪能できた。本番では,リードタッチさ何のその,危ないところもさらりと,,すばらしい。そうそう,Cbのソロ,,これは知っている人でないと分からないが,とても艶っぽい音で,すばらしかった。良いハイポジション音のお手本。オケ配置がViolin対向であったが,Cbから見れば,まさしくHrpと対向。その仕組みも音も,良い演奏で結構楽しまさせてもらった。もちろん,2本あるべきだったのだが。打楽器は,いろんな音源を使って,こちらも楽しまされた。もっと,Cbとアンサンブル出来ればよりよいなぁ,どちらが歩み寄るかは,まずは互いを見ることだと思うが。一度も目配せでメ合わせできなかったのはサイドとしてはちと寂し,,まぁ,耳で合わさせてもらったが。その他も多々あるのだが。。。。つづく,,,

最大の反省点は,なんと終わってみて一番楽しめると思った4’であった。
スローなほど,中身が全くつまっていない,密度がない気になってしまった。けっして,そんな音が出ているのではないが,,じつは最も弦楽器的鳴らすテクニックが必要なのだろう。みの先生も,練習でさすがに奏者的鋭い指摘をされていたが,結局それがどれくらい「実った」かは,,,楽器が震える・共鳴することのトライ,,ちょと残念だが,次ぎの演奏につながる気がして,登り終わった気にならないことが,今回は良かった。


演奏会後。。。
雨はほぼやんで,多くのみなさんは,打ち上げに向かったであろう。
おいらは,マイ仕事,翌日早朝からの飛行(逃避)もあって参加せず帰途に,途中カレーを喰らってmm21オケのこのシーズンを終える,,,最初の練習の後もそう言えばカレ〜。




帰り道:

後ろにしばらくついて,料金所すぎてすすっと追い抜いていった車は,覆面だった。
狙われていたということか。。。。クワバラクワバラ

0 件のコメント:

コメントを投稿