つれづれMac（ワードで流し込みプログラム編）

たまには役立つモノだ


http://office.microsoft.com/ja-jp/word-help/HP005187676.aspx
If (If 文) フィールドの例
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If フィールドは、指定された条件に従って、2 つの動作のどちらかを実行します。たとえば、"晴れたら公園に行き、晴れなかったら映画に行く。" という文は、特定の動作が実行される (公園に行く) ために満たすべき条件 (晴れ) を指定しています。条件が満たされないと、別の動作 (映画を見に行く) が実行されます。

次の If フィールドは、上記の例とよく似ています。この If フィールドでは、それぞれのデータ レコードについて、"都道府県" フィールドの値が "東京都" の場合は、二重引用符で囲まれた 1 つ目の文字列 "東京支店まで電話でご連絡ください" が文書に差し込まれます。"都道府県" フィールドの値が "東京都" でない場合は、二重引用符で囲まれた 2 つ目の文字列 "同封されているはがきに記入して返送してください。" が差し込まれます。この例では、IF フィールドと MERGEFIELD フィールドが組み合わせて使われています。

{ IF { MERGEFIELD 都道府県 } = "東京都" "東京支店まで電話でご連絡ください。" "同封されているはがきに記入して返送してください。" }

[差し込み印刷] ツールバーの [Word フィールドの挿入] ボタンをクリックし、[If...Then...Else... (If 文)] をクリックすると、上記の形式の If フィールドが挿入されます。

If フィールドのフィールド コードに他のフィールド コードを組み合わせた例を次にいくつか示します。

データ フィールドを別のデータ フィールドまたはブックマークと比較する

次の If フィールドは、"割合" データ フィールドの値を "割引" データ フィールドの値と比較しています。値が等しい場合は、指定した文字列が印刷されます。

{ IF { MERGEFIELD 割合 } = { MERGEFIELD 割引 } "さらに割引いたします。 " " " }

("割合" フィールドの値が "割引" フィールドの値と等しくない場合、文字列は出力されません。)

If フィールドにほかの Word フィールドを挿入する
例 1

If フィールドに指定した条件が満たされる場合は、IncludeText フィールドによって、指定されている文書の内容が挿入されます。IncludeText フィールドによって挿入される文書の位置とファイル名を指定するには、例のように円記号 (\\) を 2 つ使います。条件が満たされない場合は、"その他" という定型句に割り当てられた文字列が挿入されます。

{ IF { MERGEFIELD 都道府県 } = "東京都" "{ INCLUDETEXT c:\\worddocs\\contract.doc } " " { AUTOTEXT その他 } " }
例 2

データ レコードの "会社" データ フィールドにデータが含まれている場合、つまり、このデータ フィールドが空白でない場合は、"会社の住所" データ フィールドの文字列が印刷されます。"会社" データ フィールドが空白の場合は、"自宅の住所" データ フィールドの文字列が印刷されます。b

{ IF { MERGEFIELD 会社 } <> " " "{ MERGEFIELD 会社の住所 } " " {MERGEFIELD 自宅の住所 } " }

If フィールド内で計算する

次の例では、最初の = (式) フィールドで各口座の現在の残高を計算します。残高がある場合は、= (式) フィールドをもう一度使って、現在の残高を報告する文字列を印刷します。残高が 0 以下の場合は、別の文字列 "残高はゼロです。" を印刷します。

{ IF { = { MERGEFIELD 残高} - { MERGEFIELD 支払い} } > 0 "現在の残高は、{ = { MERGEFIELD 残高} - { MERGEFIELD 支払い} \# "$#,##0.00; " } です。" "残高はゼロです。" }

複数の条件を指定する

If フィールド内で Compare フィールドや別の If フィールドを使うと、複数の条件を指定することができます。
例 1

次の例では、各データ レコードを差し込むときに、Compare フィールドを使って、"顧客番号" データ フィールドと "顧客評価" データ フィールドを調べます。どちらのデータ フィールドも条件を満たす場合は、= (式) フィールドの And 機能は "1" (真) の値を返し、最初の二重引用符の中の文字列を印刷します。

{ IF { = AND ({ COMPARE { MERGEFIELD 顧客番号 } >= 4 }, {COMPARE { MERGEFIELD 顧客評価 } <= 3 }) } = 1 "基準を満たしています" "基準を満たしていません" }
例 2

次の例では、北海道または四国の在住者だけに特別割引を提供します。2 番目の If フィールドには別の文字列を指定していないので、"地区" データ フィールドにほかの地区が表示されている場合は、何も印刷されません。

{ IF { MERGEFIELD 地区 } = "北海道" "北海道地区在住のお客様には、アメリカ西海岸へのツアーを特別割引いたしております。" " { IF {MERGEFIELD 地区} = "四国" "四国地区在住のお客様には、アメリカ西海岸へのツアーを特別割引いたしております。" " " } " }
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適用対象:
Office 2003, Word 2003, Word